24/10/01〜24/11/11 開催
読書会 晴読雨読 アイデアの系譜学 第11回「〇〇学」エトセトラ しっぽ学? きのこ学?
<11月11日、ポッキーの日にも学問探究は進行中…>
大学キャンパスでは、さまざまな「学」と遭遇します。認知科学や行動科学のようにサイエンスの看板を掲げるものもあれば、文芸学や演劇学といったように、日々の実践と結びついた人文学領域のものもあります。文化資源学のように「今までにはない新しい学問を」という熱気の中で、新しく誕生する学問もあれば、博物学のように「過去にはハッキリ存在していた」という学問もあります。そもそも何かに「学」を付け足せば、なんでも「○○学」として成立するのでしょうか?
シラバスをめくれば大量に飛び込んでくる「ナントカ学」について、今回は「学」の部分に注目してアイデアと書物を持ち寄ってみたいと思います。大学で「××学と遭遇して驚いた」という目撃情報、「△△学があったらいいな」という願望など、高校生から卒業生、若手研究者から名誉教授まで、幅広い層の参加を歓迎します!
「アイデアの系譜学」読書会とは…
「アイデアの歴史」(History of Ideas)という学問分野を参照しつつ、発想の生成・循環・変容をテーマに「あれこれ喋る」、書籍持ち寄り型の会になります。前回からの継続参加、今回のみの単発参加の両方を歓迎します。日吉の1~2年生だけでなく、三田の上級生、湘南藤沢や信濃町からの参加、時には高校生や教員たちの「往来がある」ことが本会の特徴です。当日、どんな流れになるかは、集まってみるまで主催者も分かりません。「創造的な混沌」を目指す場です!
24/10/29〜24/12/13 開催
【HAPP企画 新入生歓迎行事】メイクで探求する個性~自分を引き立たせる技と心~
【新入生歓迎行事】松下里沙子ワークショップレクチャーNo.3
メイクで探求する個性~自分を引き立たせる技と心~
塾生なら誰でも参加できます!特に新入生を歓迎します!
こちらからお申込みください。
24/10/24〜24/11/09 開催
ルーブリック作成と活用を考える ワークショップ&ディスカッション
【プログラム】
昨年度に引き続き、体育実技を中心にルーブリック評価表の作成を学び、ディスカッションではルーブリック活用の事例を紹介しながら、成績評価の在り方について考えます。
第一部ワークショップ 14:00~16:00 『実技・実習系授業のルーブリック作成の実際』
講師:佐藤 豊(桐蔭横浜大学スポーツ科学部)
第二部パネルディスカッション 16:10~18:00
『ルーブリックを活用した実技・実習系授業の充実を考える』
●パネラー(話題提供)
1.ルーブリックを活用した授業実践報告~チームスポーツを通した社会情動的スキル向上を目指して~
東原綾子(慶應義塾大学体育研究所)
2.ルーブリックを活用した社会人基礎力の育成と評価
~目標設定とリフレクションを通した般化と好循環を目指して~
梶田和宏(京都先端科学大学健康医療学部)
3.国立教育政策研究所事例作成にみる体育実技のルーブリックの検討
佐藤 豊(桐蔭横浜大学スポーツ科学部)
●司会進行:村山光義(慶應義塾大学体育研究所)
こちらよりお申込みください。
24/10/18〜24/11/11 開催
【HAPP企画】ライブラリーコンサート2024 Jazz 日吉図書館 Library Concert 2024 Fall
毎年恒例のライブラリーコンサート、今年度は秋も開催いたします!
アルトサックス、ピアノ、ドラム、ベース(法学部・星野先生)の4人でジャズセッションをご披露いたします。 プロの生演奏を聴きながら、いつもと違う図書館での時間を過ごしてみませんか?
*予約不要・入場自由(学内者・日吉図書館に入館資格のある方)
◆2024年11月11日(月)ジャズ
【時間・場所】
1回目 13:45~(約40分) 日吉図書館地下 AVホール
2回目 15:00~(約40分) 日吉図書館地下 AVホール
【プレーヤー】
松原 慎之介 (Alto Sax) / 魚返 明未 (Piano) / 横山 和明 (Drums) / 星野 真志 (Bass)
【演奏曲】
会場でのお楽しみ!
24/10/16〜24/11/10 開催
第19回 日本応用老年学会大会 「新世代シニアのための社会創造ー産官学民が共創する未来ビジョン」公開シンポジウム
第19回日本応用老年学会大会では、テーマ「新世代シニアのための社会創造ー産官学民が共創する未来ビジョン」に沿って、4つのシンポジウムを一般の皆様へ公開いたします。
シンポジウムでは、人生100年時代という新しい時代を生きる、シニアを含めた全ての世代のための社会、そして多様性が受容され、誰もが取り残されず、加齢による心身の機能に変化が生じても、生涯を通じて一人ひとりのウェルビーイングが実現する社会を産官学民が協働して共創する取り組みを紹介します。
皆様のご来場をお待ちしております。
■11月9日 (土)
午前10:15~午後12:15(午前9:30開場)
※午前10:00より大会の開会式が始まりますので、それまでにご入場いただきますようお願いいたします。
『地域社会とウェルビーイング』
場所:慶應義塾大学日吉キャンパス 協生館2階 藤原洋記念ホール
座長 前野隆司 氏
慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科教授
武蔵野大学ウェルビーイング学部長
シンポジスト
村上敬亮 氏(デジタル庁 国民向けサービスグループ(グループ長))
水谷供子 氏(浜松市役所 デジタル・スマートシティ推進部長)
宮森健一朗 氏(会津若松市役所 健康福祉部副部長兼健康増進課長)
■11月9日 (土)
午後1:45~午後3:45(午後1:15開場)
『ジェロントロジーを学ぶ価値』※ダレデモダンス考案のSAM氏登壇
場所:慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎1階 シンポジウムスペース
座長 石橋智昭 氏
公益財団法人ダイヤ高齢社会研究財団 研究部長
<プログラム1>
さあ、ご一緒に、ダレデモダンスでジェロントロジー!
SAM 氏(一般社団法人ダレデモダンス代表理事)
<プログラム2>
ジェロントロジー・コンシェルジュ大規模アンケートから見える、高齢者向けコンサルティングでの活用
谷口佳充 氏(三井住友信託銀行特別理事)
<プログラム3>
ジェロントロジー・マイスター、“それぞれの道”
~ジェロントロジーの活かし方~
田口修一 氏(株式会社ベルテック・シニア事業開発室 室長)
高山和仁 氏(エンデバーFPオフィス代表)
山内稔生 氏(公益財団法人新宿区勤労者・仕事支援センター 無料職業紹介所・職業紹介責任者、キャリアコンサルティング技能士2級、社会福祉士)
ローズ麻生育子 氏 (有限会社ハッピーキューブス代表 サロネーゼカフェ©主宰)
■11月10日 (日)
午前9:30~午前11:30(午前9:00開場)
『高齢者が生涯にわたって自立的に経済活動ができる包摂的な社会経済システムの確立』
場所:慶應義塾大学日吉キャンパス 協生館2階 藤原洋記念ホール
座長 駒村康平 氏
慶應義塾大学 経済学部教授
経済研究所ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センター長
シンポジスト
粟田主一 氏(地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター 認知症未来社会創造センター センター長)
石崎浩二 氏(三菱UFJ信託銀行エグゼクティブアドバイザー)
黒田美亜紀 氏(明治学院大学 法学部教授)
宮﨑進一 氏(一般社団法人全国地域生活支援機構 代表理事)
古市盛久 氏(株式会社御用聞き 代表取締役社長)
■11月10日 (日)
午後2:15~午後4:15 (午後1:45開場)
『健康に長生きできる住まいと住まい方を考える』
場所:慶應義塾大学日吉キャンパス 協生館2階 藤原洋記念ホール
座長 伊香賀俊治 氏
慶應義塾大学 名誉教授/一般財団法人住宅・建築SDGs推進センター 理事長
シンポジスト
満倉靖恵 氏(慶應義塾大学 理工学部教授/医学部精神神経科学教室兼担教授)
小熊祐子 氏(慶應義塾大学 スポーツ医学研究センター教授)
鈴木昌 氏(東京歯科大学 市川総合病院救急科教授/慶應義塾大学 水素ガス治療開発センター特任教授)
安藤真太朗 氏(北九州市立大学 国際環境工学部准教授)
こちらからお申込みください。
第19回日本応用老年学会の詳細については、こちらをご確認ください。
24/10/16〜24/11/05 開催
創造力とコミュニティ研究会27 ヨコハマ喫茶去
“喫茶店”に集う人達はコーヒーが好きだったり、人とおしゃべりするのが好きだったり、理由はさまざまです。
時代と共に喫茶店の在り方は変化します。レコードが手に入らない頃は、音楽を聴きに行く場所として。携帯電話がなかった頃には待ち合わせの場所として。
喫茶店は、あらゆる垣根を越えて人と人とが出会う場所です。美味しいコーヒーを用意してお待ちしております。どなたでもお気軽にご参加ください。
※喫茶去=どなたでも分け隔てなく、一服どうぞ。の意、無料コーヒー付き
講師:Nozomi(珈琲家)
日時:2024年11月5日(火)18:30~20:00 (予定)
会場:居場所「カドベヤ」横浜市中区石川町5丁目209-3 1階
https://ameblo.jp/kadobeya2010/
参加ご希望の方は、法学部・横山千晶教授宛 chacky@keio.jp にご連絡ください。
24/10/15〜24/11/20 開催
教養の一貫教育vol.10 舞踏家・上杉満代による舞踏ワークショップ「呼吸を遊び 体と遊び 床を踏む!」
命の源。それは息。共にもう一度この当たり前の日々の「出来事」。
向かい合ってみよう。
それが踊りの原点 ♪♪♪ 上杉満代
■お申し込み方法
申込方法:こちらからお申し込みください。
※申込者多数の場合選考を行い、結果をお知らせいたします。
★申込締切:2024年11月11日(月)★
*本企画は録画され、教養研究目的に限って利用されることがあります。
* Tシャツ・ジャージなど体を動かしやすい服装で参加してください。更衣室を用意します。
24/10/10〜25/01/24 開催
「学習相談」日吉図書館で実施中!
「学習相談」とは、学習相談員(学部2年生以上)が、レポート作成やプレゼンの方法についてアドバイスを行う活動です。
レポートの書き方やプレゼンの基本について、先輩学生がサポートする窓口です。
困ったときは気軽に相談にお越しください。
●詳細:https://libguides.lib.keio.ac.jp/hys_studyadvice
10月14日(月)〜1月24日(金) 平日午後
※三田祭期間(11/19‐11/25)、冬休み(12/30‐1/3)はお休みです
●利用方法:窓口へ直接お越しください。WEBからの予約も可能です。
<質問例>
・レポートのテーマはどうやって決めればいい?
・レポートと感想文の違いって何!?
・「いい」論文ってどんなの?
・引用の書き方を教えて!
・伝わるプレゼンの基本を知りたい!
※レポートの代筆や添削は行いません。
■学習相談員ってどんな人?
教養研究センター設置科目「アカデミック・スキルズ」を過去に履修した学部2-4年生・大学院生が担当しています。
アカデミック・スキルズは、学部共通科目、1クラスを3名の教員が担当する少人数ゼミ形式の授業で、履修者は年度末に論文提出とそのプレゼンテーションが課されます。
学習相談員は、その中で、論文の書き方やマナー、問題解決の方法(情報収集→読み方→情報のまとめ方→仮説構築)、プレゼンの手法(発表態度、レジュメ、パワーポイントの作り方)等を身につけました。
さらに、2008年度から実施している学習相談の活動を通して、学習相談員の先輩から後輩にその技術と知識を引き継ぎながら、高めています。
※本活動は、教養研究センター、日吉メディアセンター、日吉学生部の共催により実施しています。
24/10/01〜24/10/29 開催
創造力とコミュニティ研究会26 社会課題をアートで解決するグローバルアートチーム LITTLE ARTISTS LEAGUEの全て
今回の研究会では、多様性に注目したアートを確立し、誰しもがアートを通じてよりよい生き方を模索できるアートプロジェクトを多数誕生させているアートチーム、LITTLE ARTISTS LEAGUEの代表理事、ルミコ・ハーモニーさんをお迎えして、組織の哲学・様々な機関との関わり・アート作品を通じてどんな社会的インパクトを与えてきたのかを話していただきます。2024年秋には障がい者向け美術教育についての研究発表を大学と組んでおこなうほか、2025年1月28日〜26日には横浜の象の鼻テラスにて、展覧会《INVISIBLE MUSEUM〜見えない大切な何かを探す展〜》を開催予定です。今回の研究会では簡単なワークも導入して、能動的なアート思考も体感してみます。
https://www.littleartistsleague.org/
https://www.instagram.com/littleartistsleague/
話題提供者:LUMICO HARMONY(ルミコ・ハーモニー)アーティスト/ LITTLE ARTISTS LEAGUE代表理事
日時:2024年10月29日(火)18:30~20:00 (予定)
会場:居場所「カドベヤ」横浜市中区石川町5丁目209-3 1階
https://ameblo.jp/kadobeya2010/
参加ご希望の方は、法学部・横山千晶教授宛 chacky@keio.jp にご連絡ください。
【注意事項】
体調不良の際は、申し訳ございませんが、参加をお控えください。
24/10/04〜24/10/27 開催
スペイン史学会⼤会第45回⼤会
中近世イベリア半島におけるイスラーム観の変容 レコンキスタ期・ムデハル期・モリスコ期の比較検討
◆José Manuel Rodríguez García (スペイン国立通信教育大学)
La visión cristiana del enemigo musulmán al otro lado de la frontera. ¿Conquistar, eliminar, integrar? El caso ibérico
(境界の向こう側にいる敵性ムスリムへのキリスト教徒の眼差し:征服か,排除か,統合か?)
※通訳あり
◆Clara Almagro Vidal (スペイン国立通信教育大学)
La percepción de los musulmanes bajo dominio cristiano en tierras de órdenes militares
(騎士修道会領におけるキリスト教徒支配下に置かれたムスリムに対する認識)
※通訳あり
◆三潴みづほ(中央大学)
「フェリペ2世期のモリスコ教化政策」
こちらよりお申込みください。
〆切:10月20日(日)
24/09/17〜24/10/22 開催
【HAPP企画】古楽トークコンサート スペイン中世音楽の楽しみ
アルフォンソ10世賢王『聖母マリアの古謡集』 Esplendor cantado: Cantigas de Santa María de Alfonso X el Sabio
中世イベリア詩歌の名作『聖母マリアの古謡集』(1270−83年)に関する講演と演奏(古楽バンド イベロリベロ)、および、慶應義塾図書館所蔵の同作品の写本(エル・エスコリアル王立修道院図書館 MS T.I.1)ファクシミリ版の展示を行います。
中世ヨーロッパ音楽の生演奏と慶應義塾所蔵の資料を直に鑑賞できる貴重な機会です。
*予約不要・入場自由(学内者・日吉図書館に入館資格のある方)
演奏:中世音楽バンド イベロリベロ
イベリア半島に響いた13~15世紀の中世音楽をレパートリーの中心とする古楽バンド。2017年結成、東京を中心に演奏活動を展開。メンバー4人がそれぞれの専門ジャンルで培って来た音楽性を集結、凝縮させて、自由闊達で輝きと悦びに満ちた中世音楽を奏でる。魂に響く生命力に溢れた演奏が好評を得ている。
メンバー:藤沢エリカ(ヴォーカル)、森川拓哉(中世フィドル)、富川勝智(ギター&ギテルン)、立岩潤三(パーカッション)
解説:久米順子(東京外国語大学准教授:スペイン中世美術)
司会・解説:瀧本佳容子(慶應義塾大学商学部教授:スペイン中世・近世の文学)
◎演奏曲などについては当日会場で資料を配付します。
24/10/03〜24/10/16 開催
情報工学から想像学へ:ヒューマンエージェントインタラクションから物語応用までの系譜
「情報の教養学」では、「情報の光と影」に焦点を当て、情報の利用によるメリットやデメリットと共に、情報技術に関わる将来について、様々な分野の一流の講師に講演いただいています。
2024年10月16日(水)には、大澤博隆理工学部准教授による「情報工学から想像学へ:ヒューマンエージェントインタラクションから物語応用までの系譜」と題した講演会を開催いたします。是非、ご参加ください。
人間は他者の意図を推し量る社会的知能を持つ動物である。本能力は情報学研究にとって極めて魅力的な課題であるとともに、今後の人工知能技術を用いた社会で、需要のある分野でもある。本発表では社会的知能に関する研究を中心に、ヒューマンエージェントインタラクション研究から物語応用まで、発表者がどのように研究を広げていったかを伝える。
こちらからお申込みください。
24/09/20〜24/09/28 開催
第25回英詩研究会
プログラム
1. 開会の挨拶 (13:10 – 13:15)
2. 研究発表(13:15 – 14:00)
司会:五十嵐奈央(宇都宮大学)
講師:藤田萌々子 (同志社大学大学院)
「W. H. Auden の新たな時代――Another Time の “Occasional Poems” を読む」
3.シンポジウム「英詩と風景」 オムニバス発表(14:15 – 16:30)
司会:井上和樹(埼玉大学)
初期近代・16/17 世紀
講師:円浄ゆり(同志社大学)/木村明日香(中央大学)
ロマン主義・19 世紀
講師:木谷巌(帝京大学)/石川大智(慶應義塾大学)/倉田麻里(多摩美術大学)
20 世紀
講師:水口小百合(江戸川大学)/五十嵐奈央(宇都宮大学)
4.基調講演(16:45 –)
司会:五十嵐奈央(宇都宮大学)
講師:古村敏明(明治学院大学)
「Ada Limónの You Are Here とエコロジカル・グリーフ――現代風景詩が果たす役割」
受付は終了しました。
9月20日(金)申込〆切→定員になりましたので、申込受付を締め切りました。
24/08/06〜24/09/20 開催
【申込受付を終了しました】日吉キャンパス公開講座「際(きわ)」(全5日)開催のお知らせ
「際(きわ)」という一文字から何を連想されるでしょうか。人生を生きる上で、様々な「際」が存在し、それらを時に、或いは日々意識し、影響を受けているように感じられます。日本漢字能力検定協会が1995年から毎年発表しています「今年の漢字」一文字として「際」はまだないようですが、「際」を使った熟語は多く、国際、交際、学際、山際、窓際、壁際、往生際、際限、分際、間際、球際などがあり、また、波打ち際、際どい、散り際、土俵際といった使い方もあります。
「際」を英語のinter-に相当すると考えれば、international(国際)、interface (境界面)、interaction(相互作用)、intercept(妨害する)、intermediate(中間物)、interchange(置き換える)、interstellar(星間の)、interplanetary(惑星間の)など、「国際」のように日本語訳として「際」が使われているものもありますが、使われていない言葉であっても、その意味合いを感じ取ることができます。
2つのモノ・コトの「際」(或いは境界)が明確、連続的、はっきりしない場合など、「際」も色々です。そんな「際」にまつわる内容について、組織間や時代の変わり目、空間や立場の違い、学際的な分野などの、「際(きわ)を攻める、裾野を広げる、越境する」といったことに関連するエピソードを集め、皆様と共に考察できればと考えております。
2024年度日吉キャンパス公開講座は募集定員に達したため申込受付を終了しました。
〇各回とも➀13:00~14:30、②14:45〜16:15
〇会場:慶應義塾大学日吉キャンパス内
〇定員:350名 ※先着順受付。定員に達し次第締め切り
【スケジュール】(予定)
10/5(土)
挨拶(12:35~12:40) 奥田暁代 慶應義塾常任理事
趣旨説明(12:40~12:50) 寺沢和洋 慶應義塾大学医学部助教/日吉キャンパス公開講座運営委員長
①人生、再起動―石原裕次郎の流儀。そして、遺したもの―
増田 久雄 映画演劇プロデューサー・監督/作家
②データの破壊力─社会科学とデータサイエンスの際を考える─
清水 千弘 一橋大学ソーシャル・データサイエンス研究科教授
10/26(土)
①野球のチカラでアフリカと日本の未来を創る―エンジョイベースボールを国際協力に―
友成 晋也 一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構(J-ABS)代表理事
②別れ際の経験と経験の別れ際―知識の構築について―
荒金 直人 慶應義塾大学理工学部准教授
11/2(土)
①「自己」と「非自己」の境界─生物学の視点から―
古川 亮平 慶應義塾大学文学部准教授
②「身寄りのない単身高齢者の住まい問題」を考える─クロスオーバーが解決への道─
伊部 尚子 (公財)日本賃貸住宅管理協会あんしん居住研究会委員
11/16(土)
①太陽系探査機のとばし方―重力圏の際を考える―
森本 睦子 慶應義塾大学法学部助教(日吉物理学教室)
②デザインで自分をブラッシュアップする時代─<デザインの民主化+生成AI>がもたらす可能性─
鈴木 一好 デザインコンサルタント兼クリエイティブディレクター
11/30(土)
①日中の境を超えた人、知識、言葉
山口 早苗 慶應義塾大学理工学部専任講師
②中国の際―どこからどこまでが中国なのか―
山下 一夫 慶應義塾大学理工学部教授
【注意事項】
■日吉図書館の利用
講座期間中、日吉図書館をご利用いただけますが、貸し出しおよび電子資料の利用はできません。
■体調不良等の自己都合による欠席
講座当日、明らかに体調の悪い(咳こんでいるなどの)場合は出席をお控えください。なお、体調不良等の自己都合により欠席した場合、受講料の返還は行いません。
■休講について
台風・大雪、災害等交通機関の運休などによる本講座の休講は、当日の午前10時30分までに決定します。
1.休講のご連絡
教養研究センターのホームページにてお知らせするとともに、受講申し込み時のメールアドレスに休講の旨メールをお送りします。
2.受講料の取扱い
休講分の受講料(1日分、1,600円)を返金させていただきます。なお、返金手数料は大学が負担します。
24/08/29〜24/09/24 開催
創造力とコミュニティ研究会25 植物が彩る暮らし 植物の力と染色
気がつけば、私たちの日常は色とりどりの色彩に満ちていますが、ほとんどそれらの「色」一つひとつに目を止めることはないでしょう。でも私たちの日常をこれほど美しく彩ってくれるのはまさに自然。今回は染色家の柏崎久恵さんをお迎えして、あらためて自然の持つ豊かな色彩の美しさと植物の無尽蔵の力について語ってもらいます。植物と向き合って、種から育てることでその命を見つめ、ゆっくりと藍染めや草木染めへとその力を活かし、多くの人々の生活に取り入れようと実践と教育活動を行っている柏崎さんが、植物の力に目覚めたきっかけは何だったのでしょうか。そしてそれぞれの植物の性格と色彩についても語ってもらいます。
話題提供者:柏崎 久恵 (かしわざき ひさえ)デザイナー、藍染め・草木染め染色家
日時: 2024年9月24日(火)18:30~20:00 (予定)
場所:居場所「カドベヤ」横浜市中区石川町5丁目209-3 1階
https://ameblo.jp/kadobeya2010/
参加費無料
【注意事項】
体調不良の際は、申し訳ございませんが、参加をお控えください。
参加ご希望の方は、法学部・横山千晶教授宛 chacky@keio.jp にご連絡ください。
24/08/07〜24/09/07 開催
フランス植民地教育史研究の実態と展望
フランス教育学会第42回大会シンポジウム
基調講演(フランス語逐次通訳あり)
Pr. Carole REYNAUD-PALIGOT(Université Paris 1 Panthéon Sorbonne、オンライン参加)
報告:越水 雄二会員(同志社大学)、谷口 利律会員(早稲田大学)、渡邊 祥子氏(東京大学)
指定討論:平野 千果子氏(武蔵大学)、ソッティーレ マルコ会員(慶應義塾大学)
司会:園山 大祐会員(大阪大学)
24/07/01〜24/07/23 開催
基盤研究 教養研究講演会 no.10 「宗教の中国化」政策:文化的レトリックと統治戦略
「中国化」は習近平政権における宗教政策の中心的概念であるが、その内容は曖昧かつ複雑で、政治的意味と文化的意味の両方を含んでいる。この政策は、まずは近年における中国政府とキリスト教・イスラム教・チベット仏教などの「外来宗教」の一部の信者との間の緊張関係と、権力側が民族主義的感情と文化特殊主義的論述を動員して統治戦略の正当化を図ろうとしていることを反映している、と言える。
しかし、より長期的な視点に立てば、この政策の目標は中国共産党の支配体制における政治と宗教との関係の基本的な規範を再確認し、宗教問題や民族問題における中央権力の絶対的な権威を再構築することにある。
今回の講演では、まず百年来の中国共産党の宗教政策の変遷をふり返ったあと、「宗教の中国化」政策の言説の構築過程とその内容について考察を行い、さらにこの政策の宣伝と実施についての簡単な説明と評価を行う。
講演言語:中国語(日本語通訳有)/通訳 : 山下一夫(慶應義塾大学理工学部教授)
★入場無料・申込不要★