

25/02/27〜26/03/31 開催
2025年度教養研究センター設置科目 ガイダンス
大学では「自ら考え、確かめ、表現すること」が求められます。これは学問の出発点であると同時に、長い人生を支える「教養」という知的体力の基盤を形成する営みでもあります。教養研究センターでは、学生諸君が様々な価値観に触れることによって自分の関心を広げ、進むべき方向を見定めるきっかけとなるような学びの場を提供しています。よりよい大学生活を送るために、学生同士、学生と教員、さらに教員同士が切磋琢磨する知の現場に、ぜひとも学生の皆さんも足を踏み入れてください。
<2025年度設置科目>
「アカデミック・スキルズIⅡ」「身体知」「身体知・音楽ⅠⅡ」「日吉学」「ゲーム学」「エンターテインメントビジネス論」「金融リテラシー入門」
■プログラム
1、所長挨拶・全体説明
2、実験授業(庄内セミナー、情報の教養学)紹介
3、各授業概要(アカデミック・スキルズIⅡ、身体知、身体知・音楽ⅠⅡ、日吉学、ゲーム学、エンターテインメントビジネス論、金融リテラシー入門)説明
4、秋学期実験授業(エンターテインメントビジネス特論、想像学とSF学)紹介
5、履修方法説明、質疑




25/06/25〜25/07/16 開催
読書会 晴読雨読 アイデアの系譜学 第16回
熱帯的感受性 ムシムシの彼岸にある言葉たち
<「湿気の月」をなるべく愉快に面白く>
なぜ、こうも毎日暑いのでしょうか。学期末というのに、汗で本の頁はめくりにくく、そもそも机に向う元気すらおきません。もはや日本の7月は、何かを読んだり、考えることに適した時期ではなくなっています。一方で、こんな時期はなにもせず、ノンビリと思考を放棄したくなります。他方で、こんな時期だからこそ「気象が私たちの思考と言葉を形作る力」に思いを馳せ、朦朧とした中で、普段では出てこない言葉を中空に放ってみたくなります。和辻哲郎の風土論から文化人類学のフィールド的感性にいたるまで、空間/気象が持つ言語的創発性について、本を持ち寄って、一緒にキーワードを探索してみましょう。
「アイデアの系譜学」読書会とは…
「アイデアの歴史」(History of Ideas)という学問分野を参照しつつ、発想の生成・循環・変容をテーマに「あれこれ喋る」、書籍持ち寄り型の会になります。前回からの継続参加、今回のみの単発参加の両方を歓迎します。日吉の1~2年生だけでなく、三田の上級生、湘南藤沢や信濃町からの参加、時には高校生や教員たちの「往来がある」ことが本会の特徴です。当日、どんな流れになるかは、集まってみるまで主催者も分かりません。「創造的な混沌」を目指す場です!




25/06/19〜25/07/09 開催
慶應義塾で学ぶということ
「情報の教養学」では、「情報の光と影」に焦点を当て、情報の利用によるメリットやデメリットと共に、情報技術に関わる将来について、様々な分野の一流の講師に講演いただいています。
2025年7月9日には、伊藤公平慶應義塾長による「慶應義塾で学ぶということ」と題した講演会を開催いたします。是非、ご参加ください。




25/06/03〜25/07/05 開催
HRP2025 ー踊る日吉キャンパスー
Hiyoshi Research Portfolio (HRP) は慶應義塾大学日吉キャンパス全体で展開されている研究・教育活動を慶應義塾内外に広く紹介することにより、同活動の成果を社会に還元し、社会との更なる交流と連携を図ることを目的としています。
第1部では、日吉キャンパスにある4つの研究所・センターを紹介すると共に、”日吉の多様性を繋ぐ上で何が必要か” という視点から語りあいます。第2部では、それぞれのセンター・研究所の視点から一つのテーマに取り組み、多様性を実践する実験的ワークショップです。今回は「踊る」をテーマに、多様な視点を提供し、参加者とともにディスカッションができればと思います。皆様方の参加をお待ちしています。
HRP2025 ー踊る日吉キャンパスーの詳細はこちら
お申し込みはこちら




25/03/31〜26/01/31 開催
実験授業「エンターテインメントビジネス特論:日本アニメの次の10年を展望する」(全7回)
<授業概要>
日本のアニメ産業は過去10年で2倍の規模となり、3兆円を超える産業になりました。そして、いくつかの課題を持ちながらもそれを取り巻く環境からさらに拡大していくことが見込まれています。本授業では、クリエイション・テクノロジー・国際化・ファイナンスをキーワードに、最前線で活躍する業界人をゲストに招いて最新のアニメビジネスの環境と展望を学びます。
<スケジュール>
各回とも5限(16:30~18:00)
2025年10月1日(水)アーチ株式会社代表取締役 平澤直氏特別講演
※アニメーション監督の谷口悟朗氏を始めとしたアニメ業界ゲスト講義を3回程度、研究者による講義を2回程度予定
2026年1月14日(水)総合討論(三原龍太郎・平澤直・山下一夫・吉川龍生)
<その他>
・全7回分を事前申込
・定員120名
・対面のみ
こちらからお申込みください
4月2日(水)午前10時から申込受付を開始いたします




25/05/07〜25/06/20 開催
第14回庄内セミナー
第14回「庄内セミナー」
「庄内に学ぶ<生命(いのち)>-死と生を繋ぐ-」
庄内セミナーの趣旨は、山形県鶴岡市を拠点として、あらゆる学びや活動の土台となる「教養力」を涵養することにあります。ここで「教養力」とは「自立・自律力」と「社交力」を意味していますが、これは大学時代にとどまらず、社会に出てからもさまざまな場面で必要とされる基礎体力として皆さんを支えてくれるはずです。
セミナーの目的は、第一に、鳥海山・出羽三山、庄内平野、日本海に囲まれ、歴史・文化・自然・人の織りなす多彩な「生命(いのち)」に恵まれた庄内をフィールドとして多角的に「生命」について考える場に身を置くことで、自分自身の生を見つめ直すことにあります。その上で、他の参加者や講師、地元の人たちとの交流を通して、それを客観化し、相対化して、より深く、より幅広く「生命」を考える経験をすることが二番目の目的です。
★申込期間:5月7日(水)~6月20日(金)正午
お申し込みは終了しました




25/05/28〜25/06/15 開催
観想研究カンファレンス 「なる」のオートエスノグラフィー
観想的実践と⼼⾝変容を質的に研究する⽅法論を、オートエスノグラフィーを軸に探求します。
第1回のワークショップでは、観想研究と「オートエスノグラフィー」の交差に着目します。
詳細、お申込みはこちら




25/05/19〜25/06/04 開催
基盤研究 教養研究講演会 no.11 オウム真理教事件を通じて現代社会を見る―「抑圧されたもの」の回帰のように
ちょうど30年前にオウム真理教団によって引き起こされた地下鉄サリン事件は、宗教的な集団が「先進国」の都市の真ん中で引き起こした無差別テロとしては、世界で初めての出来事であった。このとき、世界中の人は「こんなことが起きるのか」と驚いたのだが、その後の短い歴史を振り替えると、2001年の911テロをはじめ、アメリカやヨーロッパの大都市では、いわゆる原理主義者たちが何度もテロを引き起こしてきた。オウム真理教によるテロは、21世紀の政治・宗教的現象の予兆のようなものであった。
有名大学の学生や出身者等の知的エリートをおもなメンバーとしていた教団が、どうしてあのようなテロに走ったのか。オウムの終末論的な世界観、彼らが希求した(人間)関係のあり方などを検討すると、奇妙なことに気づく。インターネットの大衆的普及の前夜の日本の社会的・文化的な状況がわかるだけではなく、今まさに国際社会を舞台にして起きていること(たとえばトランプ現象)の本性が見えてくるのだ。現代社会で起きていることは、「オウム的なるもの」の、幻想の内容としては希釈された、しかし社会的な規模としては大幅に拡大された、(意図せざる)回帰のようなものとして解釈できる。
★入場無料・申込不要★




25/04/18〜25/05/31 開催
【みなさんmiraiプロジェクト2025】第3期生募集!
みなさんmiraiプロジェクト2025(慶應義塾未来先導基金・南三陸プロジェクト) 第3期生を募集します
本プロジェクトは、「自然の中で考える生命、社会の未来――私たちに何ができるのか」をテーマに、慶應義塾と協定を結ぶ宮城県南三陸町にある“慶應の森”を舞台として展開される、キャンパスでは得られない学びを体験する取り組みです。
みなさんmiraiプロジェクトの詳細はこちら
詳細をお読みいただき、ぜひ第3期生にご応募ください。
申込フォームはこちら(要keio.jp認証)
★締め切り:2025年5月31日(土)★




25/03/27〜25/05/30 開催
読書会 晴読雨読 アイデアの系譜学 第15回
鳥たちの来襲? 歌声・かたち・移動
<今、鳥をめぐる学問がアツいらしい>
鳥もことばを持ち、文法が存在する(かもしれない)ことが話題となっています。鈴木俊貴『僕には鳥の言葉がわかる』の出版は、鳥とは無縁の生活を送る日吉の英語教員(=わたし)にとっても、大きな衝撃でした。少し前だと、川上和人『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ』が書店で平積みになっていました。さらに来往舎を歩いていると、同僚から『鳥たちのフランス文学』をプレゼントされました。何やら、鳥をめぐる知の世界はガヤガヤと賑わっている様子です。5月の青空に元気をもらいつつ、鳥について、鳥に関わる本やキーワードについて、あれこれトークしてみたいと思います。鳥愛に溢れる方から、鳥とは無縁の生活をされている方まで、幅広く来訪者を歓迎します!
「アイデアの系譜学」読書会とは…
「アイデアの歴史」(History of Ideas)という学問分野を参照しつつ、発想の生成・循環・変容をテーマに「あれこれ喋る」、書籍持ち寄り型の会になります。前回からの継続参加、今回のみの単発参加の両方を歓迎します。日吉の1~2年生だけでなく、三田の上級生、湘南藤沢や信濃町からの参加、時には高校生や教員たちの「往来がある」ことが本会の特徴です。当日、どんな流れになるかは、集まってみるまで主催者も分かりません。「創造的な混沌」を目指す場です!




25/04/10〜25/05/21 開催
【HAPP企画】新入生歓迎行事 今貂子舞踏公演『彗星』
―煌々と光りを放ち、焔のような尾を引いてやってくる彗星。
舞踏に出会った時、まるで彗星のようだと思った。
飛びのる。勢いよく遊泳する彗星の尻尾を掴み、宇宙を一周。
時が満ちる。再び彗星がやってくる。
源泉から汲出した創造力と、未来を予祝する想像力を地上へと運んで―




25/04/17〜25/05/18 開催
フランスにおけるマグレブ系「移民」映画『シャアバの子供』上映会・作家アズーズ・ベガーグとの対談
映画『シャアバの子供』上映(フランス、1998年、94分)
アズーズ・ベガーグ氏・石川清子 対談




25/04/14〜25/05/16 開催
【HAPP企画】ライブラリーコンサート2025 日吉図書館 Library Concert 2025
毎年恒例のライブラリーコンサートを今年度も開催いたします!
身近な図書館の中で、一流の演奏者の方々の生演奏を味わってみませんか?
*予約不要・入場自由(学内者・日吉図書館に入館資格のある方)
◆2025年5月14日(水)弦楽四重奏
【時間・場所】
15:00~(約50分) 日吉図書館地下 1階ラウンジ
【演奏者】本庄 篤子 (1st Violin) / 上敷領 藍子 (2nd Violin) / 阪本 奈津子 (Viola) / 加藤 陽子 (Cello)
【演奏曲】※日吉図書館のWebサイトをご覧ください。
◆2025年5月16日(金)ジャズ
【時間・場所】
1回目 15:00~(約50分) 日吉図書館地下 AVホール
2回目 17:15~(約50分) 日吉図書館地下 AVホール
【プレーヤー】土田 晴信 (Hammond Organ) / 鈴木 洋一 (Guitar) / 片桐 隆人 (Drums)
【演奏曲】※変更の可能性があります。
- Fly Me To The Moon
- Take the A Train ほか…会場でのお楽しみ!




25/03/24〜25/05/14 開催
【講演動画を公開しています★要keio.jp認証★】TODによるサステナブルな田園都市
「情報の教養学」では、「情報の光と影」に焦点を当て、情報の利用によるメリットやデメリットと共に、情報技術に関わる将来について、様々な分野の一流の講師に講演いただいています。
2025年5月14日には、太田雅文氏(株式会社東急総合研究所 フェロー)による「TODによるサステナブルな田園都市」と題した講演会を開催いたします。是非、ご参加ください。
脱炭素社会等「サステナブル」意識が高まる今日、エネリギー消費効率に優れ、人と人との交流を促進する公共交通に根差したまちづくり(TOD:Transit-Oriented Developmentの略)を進める意義は大きい。本講演では、TODによる「田園都市」的な沿線まちづくりにおける先駆者としての東急の歴史・実績を振り返るとともに、昨今の状況を踏まえ、将来に向けての課題と展望を論じる。
こちらからお申込みください




25/03/25〜25/05/10 開催
【HAPP企画 新入生歓迎行事】福澤諭吉と北里柴三郎―近代史上の慶應医学部―
医学をめぐる官学との激突!北里柴三郎の苦境に手を差し伸べた福澤諭吉、日本の学問のあり方をめぐる物語。
新しいお札の顔の一人、北里柴三郎。
北里柴三郎がドイツで世界的な研究者となって帰国した後に、数々の不遇が降りかかりました。その窮地に手を差し伸べた福澤諭吉。恩義を感じた北里は無給で医学部長、病院長を引き受け、慶應医学部の設立に至ります。近代社会における官と民の相剋を視野に、慶應の歴史や、近代日本の社会における医学の政策などについて、ご講演いただきます。
世界の秩序/常識と思われている事がさまざま覆されている混迷深き今だからこそ、未来へのヒントを得る機会にしてください。
こちらからお申込みください
興味深すぎる♡深掘り参考資料はこちら!




25/04/17〜25/05/11 開催
刊行記念ブックトーク「近代イギリスの動物史 歴史学のアニマル・ターン」
『近代イギリスの動物史 歴史学のアニマル・ターン』刊行記念ブックトークでは、著者で本学卒業生の伊東剛史氏、本学文学部の志村真幸氏、駒澤大学の水野祥子氏をお招きし、イギリス史、科学史、環境史、人と動物の関係史などの視点から議論を行います。動物史に関心のある方はもちろんのこと、歴史学の新しい潮流に触れてみたい方にもおすすめです。ぜひ、ご参加ください。
プログラム
1. 開会の挨拶(15:00‐15:05)
司会:大鳥由香子(慶應義塾大学)
2. 著者コメント(15:05‐15:20)
発表者:伊東剛史(東京外国語大学)『近代イギリスの動物史 歴史学のアニマル・ターン』執筆をめぐって
3. 評者コメント(15:20-‐16:10)
評者:志村真幸(慶應義塾大学)
評者:水野祥子(駒澤大学)
4. 自由討論(16:15‐17:00)

