身体知・映像 ※2024年度休講

教養研究センター設置科目

身体知・映像
 映画の創作を通じて多様な言語能力の可能性を探る、新しいかたちの授業です。映画や小説の読み解き、脚本制作や映像制作ワークショップ・・・言語、身体、視覚など多様な表現に挑戦していきます。
 前身となる「アカデミックスキルズⅢ・Ⅳ」では、松井周さん(劇作家)、小泉明郎さん(ヴィデオアーティスト)を特別講師に招き、村上春樹「どこであれそれが見つかりそうな場所で」(2011年度)、夏目漱石「夢十夜」(2012年度)、レイモンド・カーヴァー「大聖堂」(2013年度)、カズオ・イシグロ「降っても晴れても」(2014年度)、アイザック・アシモフ「うそつき!(I、ロボット)」(同じく2014年度)の映画化に取り組みました。受講者のほとんどが、映像制作は未経験。にもかかわらず、最終的に完成した作品はみな、見ごたえのある優れた作品になりました。観客の心に訴えかける作品をつくるためには、物語構造の理解や映像言語の習得など基本的なスキルが必要ですが、より重要なのは、チームワークです。様々なワークショップを繰り返すうちに、自分や他者の持っている映像センスや演技の味わいが明らかになります。それぞれの持ち味が存分に発揮されるようなチームができたとき、自分たちならではの作品が姿をあわらします。課題に取り組む時間は多くなりますが、これまでの自分の枠を超えた表現やコミュニケーションに取り組むことのできる授業です。

めざすもの

本授業の目的は、映像作品の創作を通じた「新しい言語能力」の習得です。新しい言語能力とは何か。文学作品を映像化するためには、まず物語の構造を読み解き(批評)、文字で表現されている物語を動きや発話に変換しなければなりません(脚本)。さらに、映像が観客に美的体験として届けられるためには、物語を実際に身体で表現し(演技)、映像言語を駆使した視覚表現として統合していく(撮影・編集)必要があります。ひとつの物語を、言葉、身体、視覚という異なる形式へ変換していくこと、それを、他の受講者とのコミュニケーションを通じて具体化していくこと。この過程のなかで、事物の複雑なありようを捉え、他者への想像力を働かせる、研ぎすまされた言語能力が身についていくはずです。

内容

1)映像制作の経験は問いません。
  経験の有無を問わず誰もが持っている映像言語を掘り起こし、表現できるようになるプログラムです。

2)言語、身体、視覚など、多様な表現にチャレンジします。
  撮影や映像編集だけではなく、小説の読み解きやエチュードによる脚本づくりなど、
  様々な表現のレッスンを行います。

3)受講者同士のコミュニケーションを重視します。
  映像制作は、一人ではできません。受講者それぞれが自分の持ち味を活かした役割を担い、
  共同で制作を進めます。

4)第一線のアーティストを特別講師として招聘します。
  映像作家、脚本家など第一線のアーティストを招き、撮影手法や物語の構成など、
  専門的なレッスンを行います。

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