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実験授業「自由研究セミナー:アーサー王伝説解題から創作へ」
――公開セミナー  「シャロットの女」の心理構造を読む

 19世紀英国詩人のアルフレッド・テニスンの「シャロットの女」は作品が発表された当時から現代まで、テニスンの作品の中でももっともよく読まれている作品です。19世紀から本作品に影響を受けて多くの画家が多様な作品を残していることからも明らかなように、作品の解釈は読み手によって異なります。今回は、作品を神話学、構造分析的な手法と臨床心理の手法を交え本作品に隠されている心理構造に迫ります。
 詩行を読むことによって予想外の自分と向かい合うことにもなります。詩行の精読から「シャロットの女」自身の心理を読み解くことによって、作品のテーマ分析、そして創作のための人物造形の導入につながることを期待しています。
 物語の構造分析を創造に生かす立場からストーリーアーキテクトの小関章ラファエル氏、精神分析的に神話を扱う臨床の専門家である五味佐和子氏に講義をしていただきます。 講義と質疑、グループ討議を繰り返しながら、参加者個人の解釈を言語化し深めていきます。

日時:
2011年6月17日(金) 16:30-18:20 
会場:
慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎1F 101/102
講師:
不破有理
申込み:
不要
備考:
コメント:
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