イベント・セミナー



読書会 晴読雨読 アイデアの系譜学 第25回
哲学殺害事件?夏休みブックトーク

哲学/哲学者よ、君はもう死んでいる(のだろうか?)
日吉キャンパスも夏休み期間に入りました。書物とアイデアを持ち寄る本企画も、休暇期間中なので、いつもより愉快に進めてみようと思います。今回のテーマは「哲学×推理」です。笠井潔の『哲学者の密室』(矢吹駆シリーズ)のように現象学的推理が主題となるミステリーもあれば、デイヴィッド・エドモンズの『シュリック教授殺害事件』のように、哲学者をめぐる実際に起こった殺人事件を扱うノンフィクションもあります。あるいは20世紀の哲学をみていくと、哲学という営みそのものが終わった=死んだと宣告するものもあります。暑くてなかなか頭が働きませんが、湿気のなかで「哲学をめぐる謎の数々」にちょっとずつ触れてみます。

日時:
2026年8月10日(月)14:00~15:00(予定) 
会場:
慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎1階 103/104
講師:
若澤 佑典(慶應義塾大学文学部准教授)
専門:英米文学専攻 18世紀イギリスの文学・文化、スコットランド啓蒙思想、会話/対話としての哲学


学部ではイギリス経験論やアメリカン・プラグマティズムといった英語圏の思想史を学び、「共感」や「驚き」といった日常生活の言葉でものを考え、書くことの重要性を実感しました。大学院からは、文学と哲学が交差する18世紀イギリスの言語空間にとりわけ魅せられ、専門分野としてきました。

ポスドク以降は「おしゃべりの文化」から18世紀イギリスの文学・思想・絵画についてずっと考えています。とりわけ、会話・社交する存在としての人間像を提示し、当人もお話し好きだった哲学者/歴史家/文筆家デイヴィッド・ヒュームの著作や書簡が研究の主軸です。プロジェクト研究では18世紀東アジアの専門家たちと協働し、「グローバルな18世紀世界」像の構築を目指しています。

現在、日吉での教員生活6年目です。これまでの「賑やかな知的探究」を発酵させ、愉快で軽やかな本を出版しました。名前はズバリ「文芸共和国の歩き方」です。本書が、みなさんの楽しいお供になりますように!
『文芸共和国の歩き方 書棚を遊歩するためのキーワード集』(慶應義塾大学出版会)


また、日吉図書館では、ワカザワお薦めの本棚も企画展示を行いました。【展示会は終了】ウエブサイトに掲載していますので、ぜひ見て、触れて、本の世界を遊び尽くしてくださいね。
2024年度 第18回(2024.3~5) - 教員のオススメ本 - Research NAVI at Keio University Media Center / 慶應義塾大学メディアセンター
定員:
参加費:
無料
申込み:
不要
対象:
塾生・教職員・塾員(卒業生、高校生も来場を歓迎します!)
参考:
備考:
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