脳を知り,脳を治す

脳の活動に随伴して生じる物理現象を上手に情報化すると,私たちの脳が何をしているのか理解することができるようになります。

スポーツ,ダンス,音楽演奏といった身体運動を脳が獲得していくプロセスや,脳卒中やジストニアによって失ってしまった脳機能がリハビリテーションされていくプロセスを科学することで,経験論や直感には合わない(けれども本質的に正しい)脳の理(ことわり)を次々と明らかにすることができます。そしてそのことが,これまでの常識では考えられてこなかったような,全く新しい脳の訓練法や治療法の発明につながっていきます。

この講義を通じて,脳と情報の関係を深く見つめていきしょう。

講師:牛場 潤一(うしば じゅんいち)
開催日時:2015年5月13日(水) 16:30〜18:00
会場:慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎1Fシンポジウムスペース

 

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