エンターテインメントビジネス論

教養研究センター設置科目

アニメやゲームを始めとしたエンターテインメントビジネスは、法学・経済学・商学・文学・理工学等多くの学問を横断する学際的な講座です。
エンターテインメントビジネス関連分野の第一線の研究者による講義のみならず、エンターテインメントビジネスの最前線で活躍する数多くの実務家によるゲスト講義も行われます。そのため、エンターテインメントビジネス、特にアニメ・ゲーム・スポーツに係るIPの開発・展開に関する方法論を体系的に学ぶことができます。講義は、理論と実務を往復しながら展開され、エンターテインメントビジネスについて、理論的・批判的な思考を身に着けられます。加えて、具体的な実務の現場で、それがどのように展開しているのか「地に足の着いた」観点も学ぶことができます。

内容

エンターテインメントビジネスについて、理論と実務の双方から学際的・分野横断的にアプローチします。

国・地域的な多様性を確保し、エンターテインメントビジネス関連分野の第一線の研究者による講義、かつ、エンターテインメントビジネスの最前線で活躍する実務家からも数多くのゲスト講義が展開されます。
法学・経済学・商学・人文学・理工学など様々な分野に跨がるエンターテインメントビジネスの広がりとその可能性について、主に「アニメ・ゲーム・スポーツIPの作り方」に焦点を当てつつ学びます。 アニメやゲームなどが好きで業界の構造に興味を持っている、卒業後はエンターテインメント業界で働きたいと思っているみなさんに必見の講座です。

授業の特長

学問横断的かつ産業横断的であり、さらに国際的な講義を提供します。

エンターテインメントビジネス(アニメ・ゲーム・スポーツに係るIPの開発・展開)を共通項として、特定の学問・産業分野に限定することなく、学問横断的(経営学/社会学/文化人類学/文学/映画論etc.)かつ産業横断的(ゲーム/アニメ/マンガ/マーチャンダイジングetc.)であり、国際的(日本/米国/欧州/中国etc.)な講義を展開します。

2024年度春学期開講

2024年4月9日(火)

エンタメビジネス全体像

中山淳雄((株)Re entertainment代表取締役社長、慶應義塾大学非常勤講師)

2024年4月16日(火)

VTuber-業界ゲスト講師との対談

谷郷元昭(カバー株式会社代表取締役社長CEO)

2024年4月23日(火)

アニメ/IP-ビジネス講義

中山淳雄((株)Re entertainment代表取締役社長、慶應義塾大学非常勤講師)

2024年4月30日(火)

アニメ/IP-業界ゲスト講師との対談

増田究平((株)集英社)

2024年5月7日(火)

テレビ/メディア-ビジネス講義

中山淳雄((株)Re entertainment代表取締役社長、慶應義塾大学非常勤講師)

2024年5月14日(火)

ゲーム-業界ゲスト講師との対談

杉野行雄(株式会社セガ 代表取締役 副社長執行役員Co-COO
兼 株式会社セガ フェイブ 代表取締役 社長執行役員)

2024年6月11日(火)
5月21日(火)

テレビ/メディア-業界ゲスト講師との対談

Keiko Bang(プロデューサー)

2024年6月18日(火)
6月11日(火)

芸能-ビジネス講義

中山淳雄((株)Re entertainment代表取締役社長、慶應義塾大学非常勤講師)

2024年7月2日(火)
6月18日(火)

アート-ビジネス講義

中山淳雄((株)Re entertainment代表取締役社長、慶應義塾大学非常勤講師)

2024年6月25日(火)

芸能-業界ゲスト講師との対談

中井秀範(一般社団法人日本音楽事業者協会専務理事)

2024年7月9日(火)
7月2日(火)

アート-業界ゲスト講師との対談

南條史生(エヌ・アンド・エー株式会社代表取締役)

2024年5月21日(火)
7月9日(火)

映画-業界ゲスト講師との対談

山田兼司(映画・ドラマプロデューサー(東宝所属)

2024年7月16日(火)

まとめ、テスト

過去の開催一覧

2023年度春学期開講
2022年度実験授業

関連するイベント

22/11/28〜22/12/17 
慶應義塾大学エンターテインメント三講座合同シンポジウム  エンタメ学宣言!~ゲーム・音楽・アニメから展望する研究・教育の現在と未来~
慶應義塾大学では、現在、エンターテインメント分野に特化した下記、三講座が企画・開催されております。 ・ゲーム学(株式会社コーエーテクモホールディングス寄附講座) ・エンターテインメントビジネス論(株式会社アカツキ寄附講座)(予定) ・エンターテインメントコミュニケーションズ論(一般社団法人日本音楽事業者協会・株式会社NexTone寄附講座) この度、慶應義塾大学における上記エンターテインメント三講座が連携し、「エンタメ学宣言!ゲーム・音楽・アニメから展望する研究・教育の現在と未来」と題した合同シンポジウムを開催します。 三講座のさらなる連携と、広く大学におけるエンターテインメント研究・教育の現在と未来の可能性を模索するシンポジウムとなります。是非、ご参加ください! <font color="red" size="3"><b><a href="https://peatix.com/event/3426813/" target="_blank">こちらからお申込みください</font></a></b> ★一般参加OK★ <第一部> ・冒頭挨拶  ・エンターテインメント三講座の概要と成果(各コーディネーター) <第二部> ・パネルディスカッション ・テーマ:慶應義塾大学におけるエンターテインメント研究・教育の現状と展望 <背景と趣旨> ゲーム・音楽・アニメを中心としたエンターテインメント分野については、その産業構造やビジネスの実態を大学で勉強してみたいと思っている学生や、卒業後に当該分野で働きたいと思っている学生が潜在的に多く存在しています。 慶應義塾大学(以下「本学」)では、そのような学生のニーズに応えるような組織的な取り組みが行われてきたとは必ずしも言えません。また、エンターテインメント分野を専門に研究する教員も本学に一定数在籍しており、それぞれ高水準の研究成果を挙げていますが、本学内における教員同士の研究・教育上のヨコの連携が取れてきたとは言い難く、「個人商店」的な活動にとどまっているのが現状です。 日本のエンターテインメントは、経済社会の「ソフト」化や政府レベルにおける「クール・ジャパン」政策の推進等を背景として、日本内外における経済的・文化的プレゼンスを近年著しく増大させており、そのようなエンターテインメント分野との研究・教育上のリンクを本学において組織的・有機的に作っていくことは本学の中長期的な発展にとって極めて重要です。 現在、本学では、エンターテインメント分野に係る三つの寄附講座が同時期に並行して企画・開催されています。この機会を捉えて、単に個別の講座を個別に開催することを超えて、上記の問題意識を踏まえ、三講座の連携と、大学におけるエンターテインメント研究・教育の現在と未来の可能性を模索する一環として、本シンポジウムを開催します。

 

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