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【講演録を公開しています】基盤研究 教養研究講演会 no.9  キリスト教の源流-イエスとパウロ-

 キリスト教の源流といえば、ユダヤ教から袂を分かって神の国運動を起こしたナザレ人イエスである。その後、パレスチナの原始キリスト教団を経て、イエスをキリストの福音として異邦のヘレニズム世界に布教したのは使徒パウロである。彼によってキリスト教の確固たる地歩が固められた。
 しかし、イエスを神の子キリストと告白して布教した原始キリスト教団および後に使徒となったパウロの信仰は、はたして歴史のイエス自身の自己理解と神の国の使信の内容を正しく継承・発展させたものであるのか、という問いが、20世紀初頭から神学者の間で持ちあがり、欧米のキリスト教界一般に広く物議をかもしだした。今回、これらの問題を扱う。

★講演会は終了しました。講演録はこちらからご確認ください★

日時:
2023年10月27日(金)16:30~18:30 
会場:
日吉キャンパス 来往舎2階 中会議室
講師:
朴 憲郁(パク ホンウク) 
東京神学大学大学院修士課程修了。(韓国)長老会神学大学大学院修士課程修了。在日大韓基督教会牧師。(ドイツ)テュービンゲン大学神学部博士課程修了(神学博士)。
1994年4月から24年間、在日大韓基督教会より日本基督教団立東京神学大学へ神学教師(国内宣教師)として派遣(実践神学/キリスト教教育教授)。その間、日本基督教団千歳船橋教会兼務主任担任教師(15年間)、2018年3月東京神学大学教授定年退職(24年間奉職)、同年4月より同大学名誉教授および特任教授。
2020年4月より山梨英和学院院長、2021年4月より山梨英和大学学長。

主要日本語著書
『パウロの生涯と神学』、教文館、2003年、2021年1月増補改訂版刊行。監修・共同執筆、『10代と歩む洗礼・堅信への道』、日本キリスト教団出版局、2013年、『現代キリスト教教育学研究-神学と教育の間で-』日本キリスト教団出版局、2020年8月。その他多数。
定員:
50名
参加費:
無料
申込み:
不要
対象:
塾生・教職員
参考:
備考:
コメント:
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