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読書会 晴読雨読「アイデアの系譜学」その②「概念の整理収納、事典の東奔西走」

〇企画予告
発想は「ことば」や「かたち」となって循環し、その過程で変化します。アイデアの変容を追跡し、収集・分類する試みとして、今回は「辞書・事典」にフォーカスしてみたいと思います。辞書・事典はページも分厚いですが、編纂する人たちも静かに熱い。そのアツさを感じつつ、編集の知に迫ってみます。キーとなるのは「コンステレーション」(星座・布置)ということば。各自、「わたしはコレだ」という辞書・事典がありましたらご持参・ご紹介ください。もちろん、手ぶらでの参加も歓迎します。

〇「アイデアの系譜学」読書会とは...
「アイデアの歴史」(History of Ideas)という学問分野を参照しつつ、発想の生成・循環・変容をテーマに「あれこれ喋る」、書籍持ち寄り型の会になります。前回からの継続参加、今回のみの単発参加の両方を歓迎します。初回では学部1・2年生を中心に、三田の3・4年生、大学院生を含んだ14名の参加がありました。

日時:
2023年9月21日(木)14:00~16:00 
会場:
日吉キャンパス 来往舎小会議室
講師:
若澤 佑典(慶應義塾大学文学部助教)

専門:英米文学専攻 18世紀イギリスの文学・文化、スコットランド啓蒙思想、会話/対話としての哲学

学部ではイギリス経験論やアメリカン・プラグマティズムといった英語圏の思想史を学び、「共感」や「驚き」といった日常生活の言葉でものを考え、書くことの重要性を実感しました。
大学院からは、文学と哲学が交差する18世紀イギリスの言語空間にとりわけ魅せられ、専門分野としてきました。
ポスドク以降は「おしゃべりの文化」から18世紀イギリスの文学・思想・絵画についてずっと考えています。とりわけ、会話・社交する存在としての人間像を提示し、当人もお話し好きだった哲学者/歴史家/文筆家デイヴィッド・ヒュームの著作や書簡が研究の主軸です。
プロジェクト研究では18世紀東アジアの専門家たちと協働し、「グローバルな18世紀世界」像の構築を目指しています。 
定員:
参加費:
無料
申込み:
不要
対象:
塾生・教職員
参考:
備考:
コメント:
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