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慶應義塾大学コレギウム・ムジクム・オーケストラ演奏会
~1805年1月 ベートーヴェンの《英雄》vs エーベルルの作品33~

出演:中山美紀(ソプラノ) 慶應義塾大学コレギウム・ムジクム・オーケストラ(指揮:石井明)

曲目:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)アリア〈誰がわかるでしょう、愛しい人の苦しみを〉K. 582 &〈喜びの高鳴りを〉K. 579
アントン・エーベルル(1765-1807)交響曲変ホ長調作品33
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)交響曲第3番変ホ長調作品55《英雄》

1805年1月にベートーヴェンの《英雄》とエーベルルの作品33は、同じ演奏会シリーズにおいてほぼ同時期に披露されました。そしてこれらの演奏会で2作品を聴いた聴衆による批評も残されています。同一の調で書かれたベートーヴェンとエーベルルの交響曲は、一方は音楽の歴史の中で不滅の名曲と謳われるようになりますが、他方は忘れられた存在となり、今日では、作曲者の名前すらほとんど聞かれなくなってしまいました。しかしながら、1805年当時の評価は、《英雄》には批判的で低かったのに対して、エーベルルの作品33には好意的で高いものでした。初演から200年の歳月を経た今日、2つの交響曲を並べることで、これらの作品の再評価を試みるというのはいかがでしょうか。  
 

日時:
2019年1月16日(水)18時30分開演(18時00分 開場) 
会場:
藤原洋記念ホール(慶應義塾大学日吉キャンパス協生館内)
参加費:
入場無料・事前申込不要
申込み:
不要
参考:
備考:

主催:慶應義塾大学教養研究センター/クラシック・ヨコハマ推進委員会/慶應義塾大学日吉音楽学研究室
お問合せ:慶應義塾大学日吉音楽学研究室 045-566-1359 http://musicology.hc.keio.ac.jp
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