南三陸発!
慶應の森からひもとく生物多様性
2023年度より始まった慶應義塾未来先導基金による「みなさんmiraiプロジェクト」。キャンパスを飛び出し、自然の中で、生命や社会を考える学びの循環を作るのが目的です。
このシンポジウムでは本プロジェクトの舞台である、慶應の最大の学校林に注目します。
南三陸町にあるこの森、いったいどういう森なのか。そもそも南三陸の森はどのようなポテンシャルを秘めているのか。
慶應チームが行ったドローンを使った撮影による森林の分析結果、そして、海と森が循環する「いのちめぐるまち」を目指す南三陸町で行われている、森を活かす取り組みについてお話しを伺います。それぞれの立場、興味で、ぜひ森を活かす未来について、議論に参加してください。
日時 | 2024年5月13日(月) 18:15~20:00 |
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場所 | 慶應義塾大学 日吉キャンパス来往舎1階シンポジウムスペース |
対象 | どなたでも参加いただけます(要申込) |
開催形式 | 対面形式で開催 定員100名(定員に達し次第締め切ります) |
参加方法 | 以下のお申込みフォームよりお手続きください。 |
参加費 | 無料 |
ポスター | 公開シンポジウム告知ポスター |
慶應義塾大学環境情報学部・学部長。日本景観生態学会副会長。環境情報科学センター理事。農村計画学会顧問。
都市における生態的ネットワーク計画手法、持続可能な農村地域の再生、日本におけるグリーンインフラストラクチャーのあり方について調査研究を行っている。
「慶應南三陸の森における自然環境モニタリング」
環境情報学部一ノ瀬友博研究室では、2023年度から南三陸の森における自然環境モニタリングを開始した。ドローンによる空撮、鳥類、哺乳類、昆虫類調査などを実施してきた。その結果について紹介し、南三陸の森がどのような森であるのか議論したい。
南三陸地域イヌワシ生息環境再生プロジェクト協議会会長。南三陸ネイチャーセンター友 の会理事。南三陸地域の自然環境の調査、保全、普及に携わる。絵本「イヌワシの棲む山 」ストーリー執筆、「南三陸地域イヌワシ生息環境再生プロジェクト」立ち上げなど。
「イヌワシの立場で考える南三陸の山の環境」
20年前には4ペアが生息していた南三陸地域のイヌワシ。急激に数を減らし、いまは1ペアも見られません。慶應南三陸の森を含む翁倉山域でもペアが消失しています。なにが彼らを追い詰めたのか?イヌワシ目線で解き明かします。
18:15 | 開会挨拶 |
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18:20-18:50 | 一ノ瀬 友博「慶應南三陸の森における自然環境モニタリング」 |
18:50-19:20 | 鈴木 卓也「イヌワシの立場で考える南三陸の山の環境」 |
19:30-20:00 | 全体討議「南三陸の森を活かす」・質疑応答 ディスカッサント:戸部 真澄(慶應義塾大学 法学部教授) |
問い合わせ先 | 慶應義塾大学 教養研究センター toiawase-lib@adst.keio.ac.jp |
主催 | 慶應義塾大学教養研究センター(慶應義塾未来先導基金) |