キャンパスを飛び出し、学びに行こう。
学校林のある南三陸へ。
―南三陸を舞台にどういう研究、
活動がありうるか?―
2023年度慶應義塾未来先導基金による「みなさんmiraiプロジェクト」。キャンパスを飛び出し、自然の中で、生命や社会を考える学びの循環を作るのが目的です。
舞台となるのは、南三陸町の学校林。
慶應義塾は2021年3月31日に南三陸町と、互いに有する森林資源を中心とした自然環境、文化的な資源を活用し、両者が連携協力することにより、地域社会及び教育・研究の充実と相互の発展に寄与することを目的として、連携協力に関する協定を締結しています。(これまでの経緯・南三陸町についてはこちら)
この舞台は、どのような所か。
この町でどのような学びを形づくれるのか。
このシンポジウムでは、持続可能な社会の実現に向けた知恵を、研究者と市民が共有する場「南三陸いのちめぐるまち学会」で中心的に活動する山と海の専門家をお招きし、どのような可能性があるかを考えます。
プロジェクトに参加したい方・興味がある方、あるいは、森と海と里山のあり方、自然と共生する社会の取り組みを学びたい方、ぜひご参加ください。
慶應の森日時 | 2023年5月15日(月) 18:15~20:15 |
---|---|
場所 | 慶應義塾大学 日吉キャンパス来往舎1階シンポジウムスペース |
対象 | どなたでも参加いただけます |
開催形式 | 対面形式で開催 ※遠方の方は、御相談ください。Zoomでの参加をご案内します。 |
参加方法 | 以下のお申込みフォームよりお手続きください。 |
参加費 | 無料 |
ポスター | 公開シンポジウム告知ポスター |
お申し込みは締め切りました。
株式会社佐久 専務取締役。合同会社MMR 代表。南三陸森林管理協議会 事務局長。みちのく伊達政宗歴史館 代表取締役社長。
(一社)南三陸町観光協会 副会長。
1984年宮城県生まれ。理学博士。宇宙放射線物理の研究に取り組んでいたが、震災後、家業を継ぐため2012年に南三陸町へ帰郷。
2015年10月に林業団体「南三陸森林管理協議会」で宮城県初の国際森林認証(FSC ®)を取得。その後、南三陸町役場新庁舎の全体プロジェクト認証を取得(公共施設として国内初)に貢献するなど、森林認証を活用し南三陸林業を真剣に考え、南三陸町における独自の林業の構築を目指し、さまざまな取り組みにチャレンジしている。
(一社)サスティナビリティセンター 代表理事。
民間機関の研究者を経て、フィールド密着型の教育を志し、2000年に南三陸へ移住。
箱もの施設再生により、年間数千人の交流人口創出。東日本大震災後は、町職員として壊滅した水産業の復興に奔走するとともに「循環型でレジリエントなまちづくり」を目指した、南三陸町バイオマス産業都市構想の実現に貢献。2018年4月より現職。「森里海ひと いのちめぐるまち」の実現を目指す。
司会・ファシリテーター・ディスカッサント・コメンテーターとして、本プロジェクトメンバーの教員が参加します。
青木 淳一(法学部・教授) | 行政法、再生可能エネルギー |
---|---|
井奥 洪二 (自然科学研究教育センター所長/経済学部・教授) |
環境科学、医工学、物質・材料学 |
植田 浩史(経済学部・教授) | 中小企業論、経営史、産業史 |
大平 哲(経済学部・准教授) | 開発経済学、地域経済学 |
岡田 英史(常任理事/理工学部・教授) | 生体医用光工学、光・画像計測工学。学校林、社会・地域連携、SDGs、危機管理等主管理事 |
奥田 暁代(常任理事/法学部・教授) | 英語圏文学。学生、協生環境推進主管理事 |
津田 眞弓(代表/経済学部・教授) | 日本古典文学。旧慶應義塾・南三陸プロジェクト代表 |
戸部 真澄(法学部・教授) | 環境法、行政法 |
18:15 | 開会挨拶 奥田 暁代 |
---|---|
18:20 | プロジェクト概要・南三陸町の学校林 津田 眞弓 |
18:30-19:00 | 「いのちめぐる」森と海―南三陸・森の取り組み一 佐藤 太一 |
19:00-19:30 | 「いのちめぐる」森と海―南三陸・海の取り組み一 太齋 彰浩 |
19:30-20:15 | 全体討議「南三陸を舞台にどういう研究、活動がありうるか?」 ディスカッサント:井奥 洪二 質疑応答 |
問い合わせ先 | 慶應義塾大学 教養研究センター toiawase-lib@adst.keio.ac.jp |
主催 | 慶應義塾大学教養研究センター(慶應義塾未来先導基金) |