庄内セミナー

第6回「庄内セミナー」(2015年度)

庄内セミナーの様子

2015年度のテーマ

「生きることの意味を問う」

教養研究センターでは、2015年度 第6回庄内セミナーを8月28日~8月31日(3泊4日)、山形県鶴岡市の慶應義塾大学鶴岡タウンキャンパス(TTCK)を中心に開催しました。今年度は「生きることの意味を問う」をテーマとし、学生16人と社会人1人の計17人が参加しました。

初日はTTCKに現地集合し、酒井忠久氏(致道博物館館長)によるご挨拶の後、4班に分かれて「生」をキーワードに思考・発想法の一つの「マインドマップ」を作成しました。夜は地元から東山昭子氏(鶴岡総合研究所顧問)による「庄内にまなぶいのち」をテーマとした講義が行われました。

2日目は注連寺の即身仏を拝観し、その後鶴岡市内に戻り、松ヶ丘開墾場を見学。致道館で「庄内論語」の素読を体験しました。また、夜は三村將氏(医学部精神神経科教授)による「人は死ぬとき何を思うか-精神科からの問題提起-」をテーマとした講義が行われました。

3日目は羽黒山で山伏修験体験が行われました。白装束に着替え、羽黒山踏破、滝行、床固め、南蛮いぶし、火渡りで「擬死再生」の一端に触れる体験をしました。夜は、山内志朗氏(文学部教授)による「湯殿山一世行人における生と死の作法」をテーマとした講演が行われました。

最終日はTTCKにほど近い慶應義塾大学先端生命科学研究所で展開されている、最先端のバイオテクノロジーを用いた研究成果や施設を見学しました。その後、各自で初日に作成したマインドマップを見直し、変化したことを確認しました。昼食を兼ねた懇親会では、榎本鶴岡市長を囲んでセミナーに参加した感想などを披露して解散となりました。 今後は参加者によるレポート集の刊行(10月下旬)を予定しています。

活動写真

マインドマップ(1)作成

マインドマップ(1)作成

講義後の質疑

講義後の質疑

庄内論語素読(致道館)

庄内論語素読(致道館)

修験体験(羽黒山踏破)

修験体験(羽黒山踏破)

修験体験(滝打ち)

修験体験(滝打ち)

修験体験(火渡り)

修験体験(火渡り)

マインドマップ(2)作成

マインドマップ(2)作成

参加者集合写真(TTCK)

参加者集合写真(TTCK)

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