庄内セミナー

第1回「庄内セミナー」(2009年度)

庄内セミナーの様子


教養研究センターでは、2009年度に「激動の時代を生き抜く--松ヶ岡開墾場に学ぶ生命(いのち)のつながり」をテーマに、8月31日から9月3日の3泊4日の日程で鶴岡タウンキャンパスを中心に開催しました。このセミナーには慶應義塾大学の学生と東北公益文科大学の学生19名が参加しました。

初日は一般公開の基調講演を行い、2日目と3日目は、鶴岡市松ヶ岡を舞台にフィールドワークを行い、山岳修験の山として知られる羽黒山参詣や農業体験などを通じて生命と自然のかかわりについて考察しました。最終日の公開プレゼンテーションでは、セミナー参加者が4つのグループに分かれて学んだことを発表し、コメンテーターや一般参加者との質疑も行われました。また、11月14日には今回の発表をもとに最終報告会が日吉キャンパスで開催されました。

活動写真

一般公開セミナー(会場風景)

一般公開セミナー(会場風景)

一般公開セミナー(会場風景)

一般公開セミナー(会場風景)

秋の峰入り(羽黒山)

秋の峰入り(羽黒山)

羽黒山登山

羽黒山登山

松ヶ岡本陣

松ヶ岡本陣

庄内平野を流れる最上川

庄内映画村資料館

松ヶ岡の歴史について(酒井忠久氏)

松ヶ岡の歴史について

農業体験 だだちゃ豆収穫

農業体験 だだちゃ豆収穫

徂徠学を学ぶ(致道館にて)

徂徠学を学ぶ

致道館にて(集合写真)

致道館にて(集合写真)

農業体験の収穫物で夕食

農業体験の収穫物で夕食

日吉フェスタで「庄内物産展」の開催

「日吉フェスタ」は学生と地域の人々が日吉の街を盛り上げるイベントで、2009年10月10日(土)日吉キャンパスで開催されました。教養研究センターは、「庄内セミナー」の関連企画として、庄内地方をより多くの方に紹介する目的で、「日吉フェスタ」内のブースで「庄内物産展」として、庄内特産物の販売と各種パンフレットの配布を行いました。

庄内物産展風景

庄内物産展風景

庄内物産展風景

庄内物産展風景

庄内セミナー活動報告会の開催

「庄内セミナー」は庄内の歴史の中で育まれてきた「生命」の在り様など、「生命」を総合的に考えることを目的としたセミナーです。今年度は、松ヶ岡開墾場と藩校・致道館の教育をテーマとし、 2009年8月31日~9月3日に開催いたしました。  このセミナーには塾生だけではなく、地元・東北公益文科大学の学生も参加し、多彩な講師による講義と、松ヶ岡開墾場などを巡るフィールドワークを行いました。今回の最終報告会では、下記のコメンテーターと来賓の方々そして一般の方を含めて60名を越える参加者がありました。鶴岡での合宿最終日に各グループが発表した内容をより深く考察を加えたもので、参加学生と参加者による活発な意見交換が行われ大変有意義な報告会となりました。また、報告会終了後に参加者全員で関連企画として日吉メディアセンターで開催されている、鶴岡市出身で初代慶應義塾図書館長の「田中一貞展」の見学を行いました。

開催日時 2009年11月14日(土) 13:30~17:30
会場 慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎 シンポジウムスペース
来賓コメンテーター
(敬称略)
酒井忠久(致道博物館館長)
酒井忠順(松岡物産社長)
松村宏(慶應義塾大学名誉教授)
大歳恒彦(東北公益文科大学大学院研究科長)
不破有理(慶應義塾大学経済学部教授)
来賓
(敬称略)
清家 篤(慶應義塾長)
酒井天美(致道博物館常務理事)
東山昭子(鶴岡市総合研究所顧問)
渡部幸一(鶴岡市企画調整課主任)
白 迎玖(東北公益文科大学准教授)
岩城公志(鶴岡市東京事務所長)
阿部知弘(鶴岡市東京事務所係長)
足達哲郎(荘内日報東京支局長)
佐藤裕樹(山形新聞鶴岡支社)
羽田先生よりご挨拶

羽田先生よりご挨拶

終報告会の様子(発表の様子)

終報告会の様子(発表の様子)

最終報告会の様子(塾長より挨拶)

最終報告会の様子(塾長より挨拶)

終報告会の様子(学生の発表)

終報告会の様子(発表の様子)

基本情報

実施期間 8月31日(月)~9月3日(木) [3泊4日]
場所 慶應義塾大学鶴岡タウンキャンパス
東北公益文科大学大学院ホール
東北振興研修所
参加者 講師(5名)
慶應義塾大学生(20名程度)
東北公益文科大学学生(10名程度)
一般参加者(若干名)
慶應義塾大学・東北公益文科大学教職員スタッフ
参加費 合宿セミナーへの参加費は下記となります。

・大学生:10,000円
※資料代、事業保険
※東京都区内~鶴岡間の往復交通費、合宿期間の宿泊費および昼食は慶應義塾が負担します。

・一般の方の場合:30,000円
※合宿期間の宿泊費および昼食、資料代、事業保険
申込締切 7月15日(水)
※応募理由等を考慮して選抜させていただきます。
宿泊場所 東北振興研修所(鶴岡市松ヶ岡)

合宿セミナー プログラム

1日目:8月31日(月)|移動:鶴岡→松ヶ岡

14:00 合宿参加者集合
14:30 開会
14:35 主催者・共催者挨拶
14:55 来賓挨拶
15:15 基調講演1
「庄内の風土 人と文学-藤沢周平の世界」
東山昭子氏(東北公益文科大学非常勤講師 郷土文学研究家)
16:15 基調講演2
「酒田町の発展」  
須藤良弘氏(元酒田市史編纂専門員 郷土史家)
17:15 グループ・ディスカッション
18:15 初日プログラム終了
19:30 懇親会(夕食)
20:30 懇親会終了後、松ヶ岡へ移動
21:00 自由時間

2日目:9月1日(火)|移動:松ヶ岡→羽黒山→松ヶ岡

5:00 起床
5:30 羽黒山登山口へ移動
6:00 羽黒山登山
7:30 羽黒山頂上出発、松ヶ岡へ移動、途中入浴
8:35 松ヶ岡着
8:45 朝食
9:30 東北振興研究所・菅原兵治記念館などの見学
10:00 講義1 「松ヶ岡に学ぶ生命」―酒井忠久氏
12:00 昼食
13:00 フィールドアクティヴィティ1 :松ヶ岡を知る―松ヶ岡本陣・開墾記念館・庄内農具館・庄内の米作り用具収蔵庫・新徴屋敷・庄内映画村資料館などの見学
フィールドアクティヴィティ2 :松ヶ岡を体験する―農業体験
16:30 入浴
17:30 食事準備
19:00 夕食
20:30 フィールドアクティヴィティ3 :松ヶ岡を見る―星を見る会―表實氏
21:30 自由時間(グループディスカッション)

3日目:9月2日(水)|移動:松ヶ岡→鶴岡→松ヶ岡

7:30 朝食
8:30 致道館へ移動
9:00 講義2 「徂徠学と致道館」―松村宏氏
11:00 フィールドアクティヴィティ4 :致道館見学
12:00 昼食
13:00 フィールドアクティヴィティ5 :各グループの自由行動(致道博物館などの見学・資料収集)
17:00 TTCK集合、松ヶ岡へ移動
17:30 松ヶ岡着、自由時間(入浴など)
19:30 夕食
20:30 プレゼンテーション準備

4日目:9月3日(木)|移動:松ヶ岡→鶴岡

7:30 朝食
8:30 TTCKに移動
9:00 プレゼンテーション最終準備
10:00 各グループによるプレゼンテーション
12:10 メンテータによるコメント

コメンテーター:
 富塚陽一氏(鶴岡市長)
 酒井忠久氏(致道博物館 館長)
 酒井忠順氏(松岡物産株式会社 社長)
 黒田昌裕氏(東北公益文科大学 学長)
 松村宏氏(慶應義塾大学名誉教授)ほか
12:50 合宿セミナー終了
13:00 昼食会
14:00 解散

合宿セミナー プレ企画

合宿セミナー参加者への説明会(全員)

映画「おくりびと」上映会と講演会(一般公開)

日時 8月1日(土)14:20〜18:00
場所 慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎103・104号室・協生館2階藤原洋記念ホール

庄内セミナー報告会

「庄内セミナー」報告

グループ・プレゼンテーション

講評

日時 11月14日(土)14:00〜18:00
場所 慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎シンポジウムスペース

庄内セミナー関連企画:庄内フェア

庄内物産展

写真展

庄内関連資料および書籍展

試食会+朝食会(生協)

日時 10月10日(土)ヒヨシ・エイジに出店
11月9日(月)〜14日(土)庄内セミナーの開催週に合わせて開催
場所 慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎(含 ギャラリー)
日吉キャンパスメディアセンター
独立館(日吉コミュニケーションラウンジ)
生協店舗など
備考 資料展示は鶴岡・致道博物館でも開催
生協店舗など
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