2023年10月7日(土)10:00-17:00開催 日吉キャンパス「来往舎」中会議室
<参加者>
縣由衣子(文学部)フランス現代思想
荒金直人(理工学部)哲学・科学論
井奥洪二(経済学部)環境化学・医工学
奥田知明(理工学部)環境化学
小菅隼人(理工学部)英文学・演劇学
寺沢和洋(医学部)放射線物理学・検出器物理学
原大地(商学部)フランス文学
見上公一(理工学部)科学技術社会論
宮本万里(商学部)政治人類学・南アジア地域研究
10:00〜12:20, 13:20〜17:00 中間発表と質疑
『連接』第二号に掲載予定の論考の執筆予定者のうちの8名が中間発表を行った。事前に各自が発表資料を提出して全員で共有し、当日はそれぞれ発表10分+議論20分を持ち時間とした。実際には、議論の時間が予定を大幅に超えることもあった。途中休憩を挟みながら、丸一日を使って、非常に有意義な議論ができた。
- 発表タイトル/仮タイトル/テーマ(発表順)
- 宮本万里:「東ヒマラヤ地域における動物供犠と信仰:ブータンおよび北東インド諸州にみる神々への贈与から」
- 荒金直人:「ラトゥールのエコロジー思想における科学の位置付けについて」
- 縣由衣子:『自然契約』におけるグローバルな一なる自然とローカルな多なる自然/ Le Mal propreにおける「汚すこと」という人間が地球に持ちうるコミュニケーション
- 見上公一:「人新世における人間活動の軌跡:メアリ・ダグラスの汚れの議論を出発点として」
- 奥田知明:「環境化学研究者による環境授業のデザイン ―「環境化学概論」を例として―」
- 原大地:マラルメ「海の微風」/ボードレール「異国の香り」/ボードレール「旅への誘い」/自然と文明の関係
- 寺沢和洋:エコロジカル・メディアリテラシー、その他の諸考察
- 井奥洪二:「エコロジーとジェンダー(仮)」